冬になると多いお悩みの、
かかとの乾燥
靴下やタイツをはくときにザラッとした。布団に引っかかる。という不快な感覚から、
日の経った鏡餅のようにぱっくりと皮ふにヒビが入って出血する…
魚のうろこのように無数の傷が出来て痛い…
など重度な症状の場合もあります。
冬の季節は湿度が低下し、空気が乾燥してきます。
なので体全体が乾燥するのは当然なのですが、
なぜ足裏がこんなにも乾燥しやすいのか?
気温の低下に伴い風も冷たく表面体温も低くなり血行不良のため、心臓から一番遠い足裏に十分な栄養が運ばれなくなって、肌のターンオーバーがうまくいかなくなるのが大きな原因です。
そして更に足裏はもともと皮脂腺が無い(脂がでない)ので乾燥に非常に弱いのです。
乾燥がひどくなってひび割れが深くなり、うろこ状になり、裂けて出血したりしてから慌ててお手入れされる方が多いのですが、その際に、
頻繁に軽石などでこするのは大きな間違い
なのです
たしかに荒れがひどくなったり、角質化してしまうとクリームの浸透が悪くなるので、
余分な角質を除去するのは良いと思いますが、
軽石や、目の粗いやすりなどでこすってしまうと、角質だけでなく皮ふまで傷つけてしまうおそれがあります。
それに肌の生まれ変わり(ターンオーバー)を無視してやりすぎてしまうと、
細かい傷がたくさん出来てしまい、そこから水分が抜けて、また乾燥して…
という悪循環に陥ってしまう場合もあります
ですので毎日かかとにやすりを使うのは絶対にNGです×
基本的にはクリーム(油分)を補って乾燥が治まるまで待つというのが肌に負担をかけなくてすむ方法なのですが、
かかとのガサガサを早くなんとかしたーい
という方のために、おうちで出来るかかとのホームケア方法をお教えしますね('-^*)/
①足を清潔にする。
足浴、もしくは入浴をしてキレイにしましょう。足浴なら3~5分位 入浴後ならお風呂上りしばらくしてから。
②足がふやけていない状態で、なるべく目の細かいやすりを使用し、やすりを濡らしながら一定方向に動かす。
常に周りの皮ふを触りながら同じ位の柔らかさになるのを目安に少しずつ、少しずつ、角質を落としてください。
③角質の毛羽立ちがなくなる、もしくは少しでも赤くなるようであれば終了。
細かいひび割れまで一気に取ろうと思わないように!
④必ず油分を含んだクリームで保湿する。
靴下をはく必要はありませんが、べたつきが気になるようであれば綿か絹100%の物をはくことをオススメします。
⑤その後も毎日1日1回保湿する。
⑥次回やすりを使用するのは2週間~1ヶ月後目安にしてください。
ひび割れがひどい状態であればあるほど、1回のお手入れで一気に除去するのは難しいですので、
根気よく保湿しましょう。
↑実際にサロンで使用しているやすり(ドクターショール)と
ドイツより輸入されているシュルデェンのカミレンフットクリームです。
足用の特別なクリームでなくてもボディクリームやハンドクリームなどでもOKです
乾燥に関して言えることは、
とにもかくにも保湿です。
パックリ割れて慌ててお手入れをしないように日々ケアをしましょうね
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