フットケア(足のお手入れ)という仕事とは?

フットケアと聞くとみなさんどんな事をイメージされますか?
多くの方は、
『足つぼマッサージ』
『リラクゼーション』
と言う言葉を思い浮かべるのではないでしょうか?
私もフットケアサロンをしていますと言っても、大体は
「足つぼね。」
と言われます。
確かにそういった癒し面でのお手入れでもあります。
しかしその他にも、
硬くなったかかとなどの角質除去、凸凹になった爪や、割れてしまった爪、巻いてしまった爪(巻き爪など)の形を整えることもフットケアの一部とされています。
今、日本国内における『フットケア』の言葉は幅広く、医療行為からリラクゼーションマッサージまでを指しているのです。
足というのは非常に体の中でも特殊な箇所なのです。
と、言うのも、普段体を支える土台であるにも関わらず、十分に保護されることがないことが多いのです。
それおろか、痛めつけていることや、放置しすぎていることも少なくありません…
最近では外反母趾や巻き爪、魚の目、たこ、水虫etc...なにかしら足にトラブルを抱えている方が急増しているのも、足の本当の意味での"お手入れ"が不十分だからではないでしょうか?
フットケアで考えなければならないことはまだまだ沢山あります。
角質を落として、爪を磨いて美しくする事、美容、衛生面でのフットケア、これも大切なことだと思います。
外反母趾やハンマートゥなどの関節の変形も軽度な初期症状であればマッサージや運動などで改善、軽減できるものです。
リラクゼーションと含めることも良いことだと思います。
水虫や魚の目なども医師の治療と共に適切な角質の処理を行うことで早期治療に繋がることも期待できます。
予防としては、やはり靴選び、靴の合わせ方は重要です。
しかし残念ながら、まだまだ日本では靴を選ぶということの重要性が浸透していません。
それらに関しては、靴を販売されている方はもちろん、フットケアに従事している私たちがもっと普及していかなければいけないと思います。
フットケアを単なるマッサージ、というイメージからもっと足の専門家というものに変えていきたいですね

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