こんにちは。
寒くなるといよいよブーツやパンスト、タイツで足を締め付けてしまう季節がやってきましたね
秋~冬は、巻き爪などでお悩みの方の駆け込みが急増します。
なぜなら、夏場などはサンダルで足先が開放されていたので圧迫を受けずに快適に過ごしていたのが、きちんとしたお手入れが出来ていないままや、足先を覆う靴が合わなかったりなどで、
足のおやゆび(場合によっては他のゆび)がズキズキ痛む…。・゚・(ノД`)
なーんてことが良くあります。
そしてそんな時に良く聞かれるのが、
「巻き爪になったら矯正をしないといけませんか?」
という問い合わせです。
これは簡単に答えると、
NO
なんです。
そう聞くと驚かれる方も多いかもしれませんが、
巻き爪=矯正しなければならない
ではない×のです。
なぜなら、巻き爪は、爪が巻いている形のことであって、
痛いのは爪が当たっている皮ふの部分が切り残した爪の角で傷ついていたり、圧迫を受けすぎることによって爪の溝に魚の目を作っていたり、角質化したゴミが溜まっているからなのです。
少し分りやすく歯で例えると、
巻き爪は、乱杭歯や隙歯、出っ歯などの正常で健康的でない状態のこと。
歯が痛い時は虫歯になっていますよね?それが爪の溝に出来た魚の目。
また、歯茎に歯垢や歯石が溜まって炎症を起こす歯肉炎が爪の周りのゴミと考えてください。
そして歯を治療する時、
じゃあ虫歯が痛いからすぐに矯正しましょう。
とはなりませんよね?
まず、痛みがある部分を削ったり、ゴミを取り除いて整えますよね?
矯正するのは主に歯と歯に隙間があり過ぎる、などで歯が正しく磨けないので虫歯が再発しやすい、見た目が悪い、噛み合わせが良くないのであごを痛めるなどの可能性がある場合は、健康や審美(見た目)の問題で矯正で歯並びを良くします。
なので、矯正とは歯でも爪でも、
健康的な状態に補正する(形を整える)
ということなのです。なので爪の場合も、巻き爪の矯正も重篤な場合を除いてはほとんどが、
正しく爪を切ることと、爪の周りのお掃除をするお手入れのみで大丈夫なんです
実際に当サロンに来られた方はカットとお掃除の施術のみで終わって、すぐに痛みもなくなるので驚かれることが多いです。
もちろんすぐに矯正をするのがダメ!というわけではありませんが、
(とりあえず爪の端を引っ張り上げて当たらなければ痛みは取れますし、手っ取り早く形を整えるのには有効です。)
矯正をしなければ巻き爪などの痛みは取れないという事ではない
ので、その誤解がないように気をつけていただきたいのです。
ただ、爪が伸びる度に爪が食い込んで何度も痛みを繰り返す場合や、爪の形が悪い、左右の爪、全体の爪のバランスが悪い、自身で爪を切りにくい、という場合は爪の形を健康的なラウンドに補正するために矯正等を行うと良いでしょう。
そして最も重要なのがやはりホームケアや持続的なお手入れです。
矯正などを何度も繰り返す方は、とりあえず痛みが取れたからその後は何もしないで放って置いたらまた痛くなるというということはないでしょうか?
何度も爪が痛いというのを繰り返す方の爪が汚いことが多いのですが、これは、
毎日の歯磨きをちゃんとしないで虫歯や歯肉炎を起こしてその度に歯の位置を変える。
(ちょっと乱暴な言い方ですが)そのような感じですね
毎日足先爪の先までしっかりと洗って清潔に保ち、爪を切るときは爪きりの後にやすりを使って角のないように整え、靴や靴下などで足先を締め付けないように正しいはき方をすること。
それでもゴミが溜まったり、爪の形が上手く整えられない場合であれば定期的に専門のお手入れを受けることで、痛みや不快な思いをせずに快適に過ごせるんですよ
歯でも足でも、痛い!というのは体からのサイン。
何か体にとって良くない状態ですよ~
というのを教えてくれています。それを、まだ大丈夫、このくらいなら我慢すればいいや
などと体のサインを放っておくと、そのアラーム(警告音)はどんどん大きくなります
ちゃんと自分の体と向き合って、足のゆび一本でもあなたの大事な体ですから、
痛みのサインを見逃さないでお手入れしてくださいね(*・ω・)ノ
プログレスでは足裏や爪も含めてトータルにケアする通常のコースに加えて、
巻き爪等の爪のお悩み初回相談コース
を新たに設けました。
巻き爪以外でも、爪水虫やデコボコ爪、厚みがある、爪が伸びない、形が悪いなどなど、爪のトラブルに対応いたします。
爪についてお悩みの方はご相談くださいね
トータルフットケア
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