ひざなどの痛み
ひざの痛みというと年配の方が冬場サポーターなどで庇っているのを想像されますが、長時間の正座をしたり、急に運動をするとひざが痛いなどという症状は20代の方でもしばしば感じられているでしょう。
ひざは足裏同様に体を支え、かつ足全体を大きく動かすという大変重労働をしています。特別スポーツなどをしていなくても、歩くという行為はご自身の想像を超えた負担になっているのです。ひざや腰に不調があるのならばマッサージやテーピングで症状を緩和することと、日常の歩行(普段の歩き方)をバランスよく行うことが重要です。
ひざ痛
ざの痛みでよく起こる変形性関節症とは更年期に数年をかけて発症し、赤みや腫れ熱を帯びることはあまりなく、ひざ以外に足首、ひじ、手首、腰、背骨の関節に起こりやすいです。
なん骨が摩耗し、衝撃を吸収する力が失われることによってこわばった感じや、痛みを伴います。
腰痛
正常な脊椎(せきつい)、背骨から腰骨はS字にカーブしていて、それによって運動機能や体を支えています。それが反りすぎてしまったり、猫背になったり、カーブがまっすぐすぎたりと、、自然なS字カーブが歪んでしまい、姿勢を保ったり体を動かすことに無理が生じてくるため、様々な部位に余分な負荷がかかり、関節がゆがんだりするなどの支障が出てきます。
やはり多いのがデスクワークでの座りっぱなしでパソコン操作による前かがみなどの姿勢を長時間すうことや、車の運転姿勢も腰の構造上良くありません。
足裏の痛み
タコやウオノメがないのに足裏が痛かったり、ほてるような症状がある場合、足底筋膜炎(そくていきんまくえん)の疑いもあります。
字のごとく、足裏の中央あたりにある筋肉のことで、立ちっぱなしや歩き回ることが多い方に多くみられます。
筋肉が炎症おを起こしているので放置しているとかかとに負担がかかるので、ひどくなるとかかとの骨が疲労骨折する場合もあります。
ケア方法
トラブルの原因としては長時間の無理な姿勢が関係していることも考えられます。しかしそれらの状況に耐えられない骨格や筋肉の衰弱も問題です。
それらを回復するために、まず足の筋肉のコリや疲れをとって、少しずつ弾力性を回復できるように筋肉をやわらかくほぐす必要があります。そして、人口のインソールやテーピングで足を保護しながら、自分に合った良い靴をはいて、良いフォームで歩く正しいフットケアを施していきます。
リフレクソロジーやトリートメントマッサージを行うことで筋肉をほぐすとともに、座骨や腰部に刺激を与え、自然治癒力を高めることが期待できます。
ホームケアアドバイス
肥満などで過度に負担がかかることは良くない事はもちろんですので食事や体調管理も重要です。
ひざや腰に無理がない程度の適度な歩行をしていきましょう。伸ばしたり曲げたりと簡単で良いので1日1回はストレッチをしましょう。水中歩行やスイミングは負荷が少ないので筋力が弱い方にはおすすめです。