足の臭い
1日靴をはきっぱなしで脱ぐと強いにおいがしている…という方。
においの原因は遺伝もありますし、食生活が原因で体臭が強くなるということもあります。ただ急に異臭を放ちはじめたとすれば注意が必要です。
においの主な原因は雑菌(みずむしなど)やゴミですので足の裏や爪の間にそれらがこびりついてしまっている可能性があります。またストレスや疲労などによってベタベタと粘土のある汗が出てしまったりする事も考えられます。
ケア方法
フットケア専用の機器を使用し、足裏や爪に溜まった余分な不必要な角質(ゴミや老廃物)を肌表面から落とします。
また、リフレクソロジーで各臓器の反射区を刺激し、体内からの老廃物の排出を促します。さらに疲れも癒され、気持ちもゆっくりスッキリしていただけます。
痛い、はき心地が悪いなどの足に合わない靴の着用なども足に直接ストレスになりますので、インソール(中敷)調整で改善します。
ホームケアアドバイス
同じ靴を毎日はかないこと。一日はいた靴は乾燥剤などでしっかり除湿し、消臭スプレーなどで靴に付いてしまったにおいを落としましょう。
通気性の悪い靴下やパンストも良くありませんので、綿や絹など汗をしっかりと吸い取る素材のものが良いでしょう。
清潔乾燥を心がけて、もし雑菌などが皮膚に入り込んでいる場合は薬などの処方を受けてください。
そしてなにより免疫力が低下したり緊張の汗をかいてしまいますのでストレスを溜め込まないことが一番です。
注意!
自己判断でみずむしなどの薬などを塗りこんでしまい皮膚がかぶれたり、よけいに荒れてしまったりする場合がありますので、薬などの使用には注意が必要です。
爪が薄い、割れやすい
爪の形や厚みは人それぞれ違いますが、やはり頻繁に爪が割れるなど、強度がないのは良くありません。
爪はゆび先を保護します。特に足ゆびは踏ん張るためにありますので弱くては体を支えることが出来ません。
原因としては乾燥により柔軟性が失われ圧迫に対応できていなかったり、血行不良により爪に十分に栄養が行き届かないためにスジが入って割れやすくもなります。
またみずむしなどの菌が入り込んでもろくなってしまっている場合もあります。
ケア方法
次に生えてくるときに引っ掛かりがないように角を丸くしたり、形を整えます。
深い亀裂がある場合は爪のリペアで補強し、伸ばしやすい状態にします。
リフレクソロジーの際にアロマトリートメントオイルを使用し爪の周りを保湿するとともに健康的な爪に生え変わるように成分を浸透させます。
また、靴の圧迫によって割れることを防ぐために靴のインソール調整を行います。
ホームケアアドバイス
自分で爪を切る場合、爪切りで切ったあとにやすりで整えると良いのですが爪切りの裏に付いているものでは少し粗いので専用の爪やすりを使用しましょう。
爪の根元にクリームやオイルを塗りこむことで保湿し、健康な爪が生えやすくなります。
また、体の中の栄養が不足している場合ありますのでビタミン類、ミネラルをバランスよく摂取しましょう。
注意!
爪の健康状態は体の健康状態も反映しています。
貧血や、栄養不足、内臓疾患、ストレスなどの不調で体の中からの異変の兆候と捉えることもできますので、体調の管理も十分行って下さいね。
ハンマートュ
足ゆびがまっすぐではなくゆび先が下を向いて曲がり山のように硬直した状態で、足ゆびの上にタコやウオノメが出来やすいという方。
ハイヒールを常用されている方は要注意です。やはり症状が進行すると歩行が不安定になるだけではなく、歩行のたびに痛みを伴う場合もあります。
足のゆびをグーパーと動かせない状態は要注意です。
ケア方法
開張足や偏平足、凹足(おうそく)などの足の関節変形の合併症状として起こることが多く、ますのでまずそれらの足裏のアーチを健康な状態に改善する必要があります。
それとともにテーピングなどでゆびが動きやすい状態に補強し、トリートメントマッサージなどで強張った筋肉をほぐしていきます。
また、インソール(中敷)を調整することで足ゆびにかかる負担を軽減させます。
ホームケアアドバイス
かかとの高さが5cm以上ある靴(ハイヒール)やかかとが不安定になる靴(ピンヒール)は避けていただく事。どうしても着用される場合は使用は2時間以内までとしてやわらかい床の上でなるべく歩かない事。
普段パンプスで歩くことが多い方でも、週に数回はスニーカーなどの歩きやすい靴でリセットすることが大切です。
また、ハイヒールをはかない場合でも、緩すぎる靴で前すべりを起こさないように足にキチンと合わせる必要があります。
ホームケアで重要なのは毎日少しでもゆびの運動やマッサージを行ってゆびをほぐし、鍛えることです。
床にタオルを敷いてたぐりよせるなどのトレーニングを行いましょう。
注意!
無理にゆびを広げたり伸ばしたりをすると足がつったり、筋を痛めたりする恐れがありますので、正しい指導を受けた上で行ってください。